本エントリーは #DJVJアドベントカレンダー 16日目の記事です。
前日のエントリは「配信DJ」の現状、今求められているもの 〜アニクラ好きとしての観点〜|どれーく|noteでした。
コロナのせいで配信イベントが増え、3度目ぐらいの配信ブームが来ましたが、配信定期イベントというのが増えないかなあという個人的な思いはありますが、今回はVJのお話について書こうと思います。
お詫び
本当はVJ素材のコーデックの話も書こうと思ってましたが、書いてる時間(12/15 22:51現在)の都合、多分24時公開に間に合わないので、今回のネタからは省きました。そのうち書きます(そのうち)
手軽にVJを始めようのお話
まず自己紹介ですが、最近だとジャニ会というジャニーズ曲がかかるイベントのVJをレギュラーでやらせてもらっています。
ジャニ会についてはアドベントカレンダー12/4の記事
2020年、ジャニ会のDJになったお話🌌を読んでいただければと。
VJとはビデオジョッキーとかビジュアルジョッキーとか言われてますが、DJが音楽を繋いだり混ぜたりしていい感じに空間をつくるのに対して、VJは映像を繋いだり混ぜたりしていい感じの空間にする役割です。ほら簡単そう!いい感じにやればいいんだもん。
じゃあやり方ですが、
映像出ればいいんですよ。(いきなり真理)
でっかい画面に映像出ればいいんですよ。(暴論)
じゃあ、どんな映像を出すのか?ってなると思いますが、ぶっちゃけ感性です。そんなもんわからん?
じゃあ、プレイしてるDJの過去の恥ずかしい画像とか恥ずかしいツイートとかをスクリーンに出せばいいんですよ。音なんて止めたら、過去の彼女の写真でもバラせばいいんですよ、ほら楽しい!みんな大爆笑!楽しいパーティーだ!ひゃっはー!
ごめんなさい。
そんなクソ記事を書くつもりじゃないんだ。ちょっと真面目になります。
VJは映像での空間演出家だと私は思っています。結構DJの添え物感のような扱いを受けることがありますが、実際添え物のような添え物じゃないような、という感じです。
DJが音でヒントをくれて、それに映像を当て込むことで空間の一体感を演出する役割なのかなと。
音でヒントというのも、
- 曲の雰囲気(コード進行的な)
- 曲名
- 歌詞のフレーズ
みたいな連想ゲームだと思ってやっています。
例えば Kagami の Tiger Trackという曲があります
これにどういう映像を当てるかというところで
曲名から虎の映像を出してみたり、曲の進行に合わせてごちゃごちゃしたCG入れてみたり、エウレカの映像出してみたりと解釈はそれぞれだと思いますし、どれも正解なのではないでしょうか。
という感じで、結局答えというのがたくさんあるので、己の感性なりやり方なりで色々表現の方法はあると思います。
次にじゃあどうやって映像を出すかというところですが、専用のVJソフトを使うというのがありますのでそれを使えば、簡単に映像を混ぜることができますが、別に私はVLCプレーヤーみたいな映像再生ソフトで再生でも良いと思います。
極端な話映像が出ればいいですし、VJソフト使ってたくさんレイヤー重ねてソフトが落ちて映像でないとかだと本末転倒ですし。
じゃあ、私はどうしているかというと、iPad2枚使いをしています。
左のiPadはCOLORCODE VJというVJ用ソフトです。
右のiPadはこの時はYoutubeを再生してるようですが、取り込んでる動画や写真とかを流す用途で使っています。
それを混ぜるのにV-1HDというビデオスイッチャーを使ってMixしている感じです。
iPadの安定性を物理ミキサーで殴ることで映像が出ないというトラブル回避という点で使い続けてます。
手軽に始めるという本来のテーマの部分で考えると、VLCプレーヤーやスマホの動画プレーヤーでもいいんですが、映像を混ぜるというところで行くとdjayというiPhone向けDJソフトにVideoモードもあるのでそれを使うと良いでしょう。ミュージックビデオで繋ぐとVDJにもなるし。
次に、VJの素材をどう集めるかというところですが、フリーで公開してるみんな大好きBeepleの素材集をDLするでいいと思います。みんなが通る道だと思うし、武漢のナイトプールのスクリーンにもデカデカと映し出されてたし。
あとはBOOTHでVJLoopと検索すると有料素材なども見つかります。
あとはGIPHYのアニメーションGIFは素材が豊富なので面白い表現ができます。
または自分で素材を作っても良いんです。CG作れない?パワポのイラストだってVJ素材になります。
パワポで作られたフローチャートですらVJ素材に
アニクラでスロット攻略動画が出たり
アニクラで声優ラジオの映像が出たり
”踊る”繋がりだったり
こうやってみると、みんな自由に絵を出してるのがわかると思うので、怖くないのでみんなVJやりましょう!