iPadでもマルチタスク化される予定となるiOS 4.2 betaが、9/16(JST)よりAppleからデベロッパー向けに配布開始されました。
しかし、このbeta版 Wifi + 3G なiPadに導入すると、「PDP認証に失敗しました。」と表示され、3G回線でデータ通信が出来なくなります。
原因としては、APN設定が全くなくなってしまうため、データ通信先をiPad自体が見失い、3G回線経由でのネットワーク通信が出来ないことが原因です。
まあ、電波のシグナル表示と3Gマークまでは表示されているので電波は受信できていますから、原因さえわかってしまえばこっちのもの、手動でAPN設定すれば良いのです。
※ここからは私が独自に行った設定のため、パケット通信料が膨大に発生した等でも当方で責任は負いかねますのでご了承願います。あくまで自己責任でお試しください。
まずは、設定を変更するためにユーティリティーである、iPhone構成ユーティリティーをDLします
http://www.apple.com/jp/support/iphone/enterprise/
上記ページからDLした後ソフトウェアアップデートをすると、最新版3.1までアップデートできます。
立ち上げると上記画面となるので、構成プロファイルを開いて、新規ボタンから設定を追加しましょう。
そうすると、一般タブが最初に開きます。「名前」と「識別子」は必須なので、下記のように埋めます
- 名前 APN (特に指定は無いので自由)
- 識別子 com.apn.profile (これも自由に命名しておk)
埋めると下記のようになります
次に、「詳細」ペインを開き、APN設定を埋めます。
- アクセスポイント名 sbm
- アクセスポイント・ユーザー名 data
- アクセスポイント・パスワード softbank
これで設定は以上です 。あとはiPadを接続し、構成プロファイルをiPadにインストールするだけで使えます。